📖 読了時間:約10分
- 走れない・運動できない時に体に何が起きるのか
- チョコや甘いものが止まらない理由
- 鉄剤だけ飲んでも貧血が改善しない理由
- 「本物の欲求」と「栄養不足のSOS信号」の見分け方
- ビタミンCの必要量を自分で知る方法(Bowel Tolerance)
- 走れなくてもできること
⚠️ この記事はあくまで個人の体験・考察です。体調に不安がある場合はかかりつけ医に相談してください。
私のスペック
- サブ4ウルトラキャンパー
- メガビタミン歴4年(内科通院中)
- 普段:夜一食・プロテイン毎日・鉄剤継続
- 旅ランや週末は全力で食べて飲む🍺
- メリハリがありすぎるとよく言われる😂
👉 前の記事:ファスティングとミトコンドリアの話はこちら
走れない10日間で起きたこと
沖縄出張中に怪我をして、10日間まったく走れなかった。
普段の生活と何が変わったか👇
| 普段 | 出張中 |
|---|---|
| 夜一食のみ | 昼:ご飯&おかず、夜:ビール泡盛&アテ |
| プロテイン毎日 | 「運動してないからいらん」→やめた |
| 鉄剤・サプリ継続 | 鉄剤を持って行くのを忘れた |
| ほぼ毎日走る | 怪我で10日間ゼロ |
そして体に起きたこと👇
- 体が浮腫む・だるい
- 食欲が止まらない
- チョコや甘いもの・ジャンキーなものを欲する
- 何食べても満たされない
なぜ「欲求に従う」が裏目に出たのか
前の記事で書いた 「食べたい時食べたらいい」は 栄養が整った状態が前提やった。
今回の欲求は「本物の欲求」じゃなくて 栄養不足からくる体のSOS信号やったんよね。
鉄不足・タンパク不足・運動不足
↓
ミトコンドリアの働きが落ちる
↓
エネルギー不足
↓
「手っ取り早く糖質くれ!」と誤作動
↓
甘いもの・ジャンキーが止まらない
↓
でも本当に必要なものじゃないから
満たされない→さらに食べる
本物の欲求と栄養不足の誤作動、見分けることが大事やった。
3つの「不足」が引き起こすこと
① 鉄不足 → だるさ・甘いものを欲する
鉄は赤血球のヘモグロビンの材料。不足すると全身に酸素が届かなくなる。
だるい・疲れやすい→体が手早くエネルギー補給できる甘いものを求める
さらに鉄はミトコンドリアでのエネルギー産生にも関わっている。 鉄が不足する=ミトコンドリアの働きも落ちる、ということ。
② タンパク質不足 → 食欲が止まらない
タンパク質には「満腹ホルモン(CCK)」を出す働きがある。不足すると何を食べても満たされない。
炭水化物ばかり食べてもタンパク質欲が満たされず食べ続けてしまう
「運動してないからプロテインいらん」は大きな間違いやった😅
タンパク質は筋肉の材料だけじゃなくて、食欲コントロールにも必須やった。
さらに見落としてたことがもうひとつ。
アルコールの代謝にもタンパク質が使われる。
食事中にお酒を飲むとアルコールの代謝が優先され、タンパク質の代謝は抑えられる。体がアルコールの毒素を優先的に除去しようと働くから。
さらにアルコール代謝に特に必要な栄養素はナイアシンで、その他のビタミンB群や酵素の原料になるアミノ酸(タンパク質)も代謝に不可欠。
つまり出張中の食事パターンはこういうことやった👇
昼:ご飯&おかず(タンパク質少なめ)
夜:ビール&アテ
↓
アルコール代謝にタンパク質・ビタミンB群が消費される
↓
さらにタンパク質不足に
↓
満腹ホルモンが出ない→食欲が止まらない
↓
また食べる→でも満たされない
旅ランでビール飲みまくってる私がプロテインとビタミンB群を欠かせない理由がここにある😅
③ 走らない → 呼吸が浅くなる・自律神経が乱れる
走ることで1日のうち強制的に「呼吸に意識を向ける時間」ができてた。
実は山で出会ったレジェンドにも言われてたこと👇
「息を止めてることが多い」
PCに向かってるとき、ふと気づくと呼吸が止まってる。 走ることでその時間が強制的に生まれてたんやと気づいた。
呼吸が浅いと交感神経が優位になり続ける。 → イライラ・集中力低下・むくみ・だるさ
有酸素運動で副交感神経が活性化して自律神経が整う効果も、走れない間は失われてた。
全部ミトコンドリアに繋がってた
前の記事でも書いたけど、ミトコンドリアはエネルギー製造工場。
鉄 → ヘモグロビンで酸素を運ぶ・ミトコンドリアのエネルギー産生に関わる
タンパク質 → 細胞・酵素の材料・満腹ホルモンの材料
有酸素運動 → ミトコンドリアを増やす・活性化
呼吸 → 酸素をミトコンドリアに届ける
どれか欠けてもミトコンドリアのエネルギー産生が落ちる
👉 [前の記事:ファスティングとミトコンドリアの話はこちら]
貧血は鉄剤だけ飲んでも改善しない?
「貧血=鉄剤を飲めば治る」と思ってた。
でも3年通院して、実際はそうじゃなかった。
鉄剤を服用しても貧血が治らない人が増えていて、詳しく血液検査をすると血中のタンパク質が少ないことが特徴としてみられる。(参考:沢井製薬 サワイ健康推進課)
つまり鉄だけ入れても、使うための材料が揃ってないと機能しないんよね。
鉄が働くために必要な栄養素
| 栄養素 | 役割 |
|---|---|
| タンパク質 | ヘモグロビンの材料。鉄と結びついて赤血球をつくる |
| ビタミンC | 鉄の吸収率を上げる。非ヘム鉄を吸収しやすい形に変える |
| 葉酸 | 赤血球をつくるのに必要。不足すると貧血になる |
| ビタミンB群 | 造血に関わる。エネルギー代謝にも必須 |
| アミノ酸 | 細胞・酵素の材料。鉄の利用効率を上げる |
はなの場合の経緯
メガビタミン通院スタート
↓
鉄剤+ビタミン類を摂る
↓
でも貧血の数値がなかなか改善しない
↓
ビタミンC増量・タンパク質(プロテイン)を追加
↓
少し改善するが基準値まで届かない
↓
葉酸・ESポリタミン(アミノ酸)を追加
↓
ようやく健康診断の基準値に近づいてきた!
だからこそ2週間鉄剤を忘れただけで 貯蔵鉄(フェリチン)が少ないところに補給が止まって 一気に影響が出やすかったんやと思う。
血液検査に行けたら確認したいところ…😅
まとめると
鉄剤
+ タンパク質(ヘモグロビンの材料)
+ ビタミンC(鉄の吸収を助ける)
+ 葉酸・ビタミンB群(造血に必要)
+ アミノ酸(細胞・酵素の材料)
全部揃って初めて機能する
「貧血だから鉄を飲む」だけじゃなくて、 鉄が働ける環境を整えることが大事やった😊
一般的な日本人の食事も実は同じ?
ふと気づいたんやけど、出張中の食事パターンって普通の日本人の食事とほぼ同じやん、と思った。
お昼はご飯中心の定食、夜はビールとおつまみ。
この食事パターン、実はタンパク質がかなり少ない。
タンパク質が不足すると満腹ホルモンが出にくくなって、何食べても満たされない状態になる。だから量を食べてしまう→でも満足しない→また食べる、のループ。
「なんとなく食べ過ぎてしまう」「甘いものが止まらない」の原因のひとつがここにあるのかもしれない。
本物の欲求と誤作動、見分けるには?
✅ 本物の欲求
栄養が整った状態で感じる「食べたいな」
食べたら満足して止まれる
⚠️ 栄養不足の誤作動
鉄・タンパク・運動が不足した状態で感じる
甘いもの・ジャンキーが止まらない
何食べても満たされない
前の記事の「欲求に従っていい」は この本物の欲求の話やった。
体が整っていれば、欲求はちゃんと正直。 体が整っていない時の欲求は、SOSのサイン。
走れなくてもできること
| やること | 理由 |
|---|---|
| プロテインは運動してなくても摂る | タンパク質欲を満たして誤作動を防ぐ |
| 鉄剤・サプリは旅先でも忘れない | 貯蔵鉄を切らさない |
| 呼吸を意識する時間をつくる | 自律神経を整える |
| ウォーキングだけでもする | 有酸素効果・ミトコンドリア活性 |
おわりに
走れない10日間、体があちこちでSOSを出してた。
それがわかったのは、前の記事でミトコンドリアや栄養の仕組みをまとめて自分なりに理解をしたから。
知識があると、体の声の意味がわかる。
ランナーでも怪我をする。走れない時期もある。 そんな時こそ、栄養と呼吸で体を整える。
去年の大怪我で学んだはずなのに・・・
走れる日に思いっきり走るために😄
📝 追記|これからの観察テーマ
大阪に戻って、いつもの生活に整え直したら体はどう変わるか。
プロテインと鉄剤を再開して、呼吸を意識して、少しずつ動き始めたから。
また観察して記事にしますのでお楽しみを😊
⚠️ 繰り返しになりますが、サプリ・栄養については個人差があります。体調や既往症によっては向かない場合も。必ずかかりつけ医に相談のうえ、自己責任で。
ビタミンCの必要量は人によって全然ちがう
貧血の話と合わせて、もうひとつ主治医から教えてもらったこと。
「お腹が下る直前の量が、あなたの今の必要量」
これ、ちゃんと医学的な名前がある。
Bowel Tolerance(腸管耐容量)とは
提唱者はアメリカの医師 Robert F. Cathcart III, MD。
体が必要としているビタミンCは腸でほぼ吸収されるが、必要量を超えた分は吸収されずにお腹を下す原因になる。
つまりお腹が下る直前=体が今必要としている量の上限ということ。
さらに面白いのが👇
健康な時
→ 10〜20g程度でお腹が下る
体が疲れてる・病気・怪我の時
→ 体内のビタミンC濃度が低下するため
腸管耐容量が増える
→ 100gでもお腹が下らないことも
つまりお腹が下りにくい時ほど、体がビタミンCを必要としているサイン。
ちなみにこの記事中にエプソムソルト入浴というもの出てくるが、こちらも主治医にすすめられて実践し3年になる。
私の場合
通常時でも主治医が驚く30g超え😅
通院を始めた当初は飲める限界まで増やしても下さないと(50g超え)訴えたところ驚かれ、減ってきてこの量(笑)
体調が悪い時はどれだけ飲んでもお腹が下らない。 怪我してる今も、きっと必要量が増えてると思う。
⚠️ 増量は必ず少しずつ・分割して摂ること。詳しくはかかりつけ医に相談を。
✅ 出典
鉄と貧血 厚生労働省 e-ヘルスネット「鉄」
貧血とタンパク質不足 沢井製薬 サワイ健康推進課「たんぱく質不足に要注意 貧血」
鉄の吸収に必要な栄養素 神戸徳洲会病院「貧血予防は食事から」
ビタミンC 腸管耐容量(Bowel Tolerance) 国際オーソモレキュラー医学会
サプリ類はAmazon楽天とiHerbを使い分けて購入

ビタミンC(アスコルビン酸)
飲みやすさよりコスパ重視で(^_-)-☆
水に溶かして700MLのボトルをドンとデスクに置いて会社いる間に最低1.5Lノルマ
ホエイプロティン(プレーン)
こちらも味に拘らずコスパ重視でその時のお買い得を購入する。
いつもは1kg×3とかやけど年々値段が上がっているので初めて5kgを購入してみた😅
小分けボトルに移すのでそんなに手間はないかなとは思う。
エプソムソルト
こちらもコスパ重視で10kgを購入。
湿気で固まるので10kgの塊と化すと大変やけど💦
この記事はまた改めて(^^)/
iHerbで定期購入しているサプリ類
キレート鉄 iHerb処方箋の鉄剤と併せて飲んでる(主治医より)
ビタミンB50 iHerb
ビタミンE400 iHerb
ビタミンD3 iHerb
マグネシウム iHerb
ナイアシンiHerb
ビタミンKiHerb
iHerbはこちらから購入いただくと少しお得になるし、私にも紹介クレジットが入りますので良ければ💛
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