【2026.10.11】えちご・くびき野100kmマラソン完走レポ|ペース表とワラーチで12時間28分

100kmマラソンって、フルマラソンを走れるだけじゃ難しいんかな?

はな
はな

ペース配分は? 持ち物は?エイドでどれくらい休んでいい? 最後まで脚はもつんやろか?

初めて100kmに挑戦するなら、知らないことだらけで不安しかないよね

わたしも2年前は同じで、ネットでレポを読み漁ってた

今回は100kmの大会4回目となる2026年10月11日に開催された「えちご・くびき野100kmマラソン THE FINAL」の完走レポを。

2年前の初参加では13時間59分40秒。今回は前回の反省を生かして、AIと一緒に作ったペース表を持ってスタートへ。

そして足元は、まさかのワラーチ!

結果は 12時間28分08秒。目標の12時間30分をクリア!!

この記事では、実際に走って分かったエイドでの時間管理、ワラーチで100km走ったメリットとデメリット、最後の大会を支えてくれた地元の方々との交流をご紹介。

2年前に出会ったランナーさんとの再会についても記してます。

ペース表の作り方と装備のコツは、別記事にまとめました。

ランナーさんに人氣の大会でも、終わってしまう理由についても。

これから100kmに挑戦したい人にも、くびき野を走ったことがある人にも、何か一つ持ち帰ってもらえたらうれしいです😊

⏱ 読了時間:約10分

この記事でわかること

  • ワラーチで100km走ってみた正直な感想
  • 大会がつないでくれた「人との出会い」
  • ランナーさんに人氣の大会でも、終わってしまう理由

私のスペック

  • 大阪在住、40歳代最後の大会参加
  • ウルトラマラソン・トレイル中心に走ってます。
  • くびき野100kmは2024年に続いて2回目
  • 詳しくは → プロフィールはこちら

大会基本情報

項目内容
📍大会名第16回 えちご・くびき野100kmマラソン(THE FINAL)
📅開催日2026年10月11日
🗾場所新潟県 上越市(スタート/ゴールは武道館)
🏃距離100km
⏰制限時間/スタートAブロック 14時間(4:30スタート)
Bブロック 13.5時間(5:00スタート)
Cブロック 13時間(5:30スタート)
Dブロック 12.5時間(6:00スタート)
🏅今回の結果12:28:08(100km女子89位/女子40歳代39位 ※グロスタイム順)
🍙エイド30か所(レストでは食事もあり)
🚪関門第1 31.7km/第2 39.3km/第3 52.2km/第4 69.0km/第5 86.5km

今回の作戦は「ペース表」と「長居しない」

2年前は、後半にガクッと崩れてしまって…。
今回は、AIに作ってもらったペース表を持って走った📝

2024年今回
目標―12:30
結果13:59:4012:28:08(公式記録)

目標より 1分52秒 早くゴール🎉
(Garminの記録は12:27:20。公式とは48秒の差やった)

順位は、100km女子で89位、女子40歳代で39位やった🏅
※順位はグロスタイム順

前回の教訓、2つだけ決めた

  1. エイドで長居しない
    長居はしないけど全部ちゃんといただく。スタッフさんに「いただきます」「ごちそうさまでした」もちゃんと言う。
    汁物は立ち止まって、おにぎりや笹団子は歩きながら。
  2. できるだけ歩く時間を増やさない
    何があっても歩かない、という意味ではない。足が痛くなったときと、食べた直後(1〜2km)は無理をしない。
    登りでも、走り続けられる強度なら、小さな歩幅で進むことを意識した。

あくまで、前回の反省を踏まえた私なりの作戦。
体調や脚の状態は人それぞれやから、痛みや異変があるときは、ペース表より自分の身体を優先してね。

たとえば9.3km地点の名物「霧下そば」。
前回は並んで食べて時間がかかったから、今回は写真だけ📷
お腹はまだすいていないけど横にあった山菜おこわを、ポケットに入れてそのままスタート🏃‍♀️

ペース表の作り方(初めての人向け)と、PacePro・AIペース表の比較は、別記事にまとめたので、氣になる人はどうぞ👉 初めての100kmのペース表と装備・補給の作り方

コースと高低差

距離100.33km/累積標高1,081m(Garmin)

🔴レスト(食事あり)🟠エイド🔵給水🟢ゴール ⚫黒ふち=写真あり ※ピンをタップで通過時刻とメニュー

100m200m300m0km10km20km30km40km50km60km70km80km90km100km

距離100.33km/累積標高1,081m(Garmin)

エイド一覧と通過時刻

距離エイド通過時刻経過名物(公式)写真
3.3km藤塚こどもの家05:510:20
6.2km三郷地区公民館06:100:38
9.3km豊原小学校06:290:57手打ちそば・おにぎり・笹団子📷 霧下そば(並ばず写真だけ)・山菜おこわをポケットへ・板倉の方たち
12.5km塩曽根地内駐車場06:491:17
14.5km清里中学校07:011:30おにぎり・きゅうりのたまり漬📷 向かう途中の手作り応援オブジェ
17.1km岩の原葡萄園下07:181:46
20.5km牧区総合事務所07:422:10おにぎり・おぼろ汁📷 牧区総合事務所
25.6km旧川上笑学館08:192:48おにぎり・甘酒📷 自宅前私設エイド
31.7km安塚B&G海洋センター(第1関門)09:013:29くじら汁・おにぎり📷 おにぎりだけポケットへ(くじら汁に氣付かず)
36.8km行野線・棚岡09:384:07
39.3km大島生活改善センター(第2関門)09:564:25おにぎり・きのこ汁・コーヒー📷 大島生活改善センター
42.8km細野地区集落開発センター10:254:53おにぎり
47.7km旧安塚交番給水所11:025:30おにぎり
50km📍50km標識11:155:43
50.5km虫川大杉駅11:205:48
52.2km浦川原区総合事務所(第3関門)11:336:02塩おにぎり・うどん📷 浦川原区総合事務所
56.0km朔日峠手前駐車場12:066:35
58.8km林道道之下・町田線入口12:266:55
62.4km吉川区総合事務所12:537:21そば・うどん📷 お蕎麦・笹団子(歩きながら)・オレンジ
66.6km柳ケ崎バス停前13:277:56
69.0km柿崎区総合事務所(第4関門)13:478:16おにぎり・おかゆ・つみれ汁・お菓子📷 柿崎区総合事務所
70km📍70km標識13:578:26
73.9km上下浜会館14:288:57📷 ここで初コーラ・オレンジ
76.0km大潟老人福祉センター14:469:14おにぎり・海賊汁📷 大潟老人福祉センター
78.5km大潟町小学校15:079:36
80km📍80km標識15:179:46
81.1km大柳集落開発センター15:289:56
83.2kmくびき球場15:4510:13五目おにぎり・ミニおやき📷 おやきをポケットへ・笹団子
86.5km保倉小学校(第5関門)16:1310:42
90km📍90km標識16:4011:08
90.3km上広田公民館16:4411:13雪中梅の甘酒・まんじゅう・昆布茶📷 甘酒(染みわたる美味しさ、3杯いただいた)
93.3km諏訪保育園17:0911:38
97.0km西小猿屋集落開発センター17:3812:07
100.0km新潟県立武道館(フィニッシュ)17:5812:27豚汁・おかゆ📷 フィニッシュ会場

※通過時刻はGarminのGPS記録から算出した目安。太字はレスト(食事ありの大きなエイド)。📷の場所は看板やメニューから特定したもので、一部は推定を含む。

エイドの写真

持ち物と補給食(手ぶらで走った話も)は、別記事にまとめたので、氣になる人はどうぞ👉 初めての100kmのペース表と装備・補給の作り方

ワラーチで100km走ってみた

「練習では履くけど、大会では考えられんわ〜」
何人もの人に、そう言われた。

でも、意外と全然いけた👣

シューズも用意してたけど、履き替えんかった


大会1週間前にいろいろなシューズを試したけど、どれも窮屈に感じて。残った選択肢は、前回の奥熊野で履いたニューバランスの「FuelCell Rebel v5」だけ。
そのシューズをデポバッグに入れて、途中で履き替える予定でワラーチスタート。でも、まわりから「そのままゴール行けるでしょ」と声をかけてもらったし、自分でも痛みがなかったから、履き替えんでも大丈夫と思った。ワラーチは足の指が広がるから、今さら靴下とシューズは、きつそうやなと思ったのもある。

よかったところ

  • マメができない
  • 皮がめくれない
  • 爪がきれいなまま
  • 登りは歩きペースでも、ペタペタ走り続けられた(軽いのもあると思う)
  • 後半の平坦もペタペタ進めて、最後はペースアップもできた

「ワラーチがんばれ!」の声が力になった

追い抜いていくランナーさんが、
「ワラーチがんばれ!」「ワラーチすごい!」
って声をかけてくれる📣
足が重くても、一歩ずつ前に出られた。

これが断然大きいと思ってる。

正直なところ

  • 下りが得意やのに、いつものスピード感が出なかった
  • 翌日以降も、前腿は筋肉痛なし。でもふくらはぎがパンパンでめっちゃ痛い。あと、足の甲も😣 ふくらはぎも足の甲も、今まで痛くなったことない痛さ
  • 次に100km走るなら、シューズで出ると思う。平坦より高低差のあるコースが好きなのは、駆け降りる坂道の氣持ちよさがあるから

ワラーチ、普段どれくらい履いてたん?

  • 普段の練習:週に2~3回、通勤ワラーチでジョギング。長くても10kmほど、5〜6kmが多い
  • 山での練習:月一度金剛山」と称して、ダイトレコースをワラーチで行ってる(月一金剛山ワラーチの記事)。100kmのためじゃなくて、トレイルの下りで膝を鍛えるためやった。でも、これが「長時間動き続けられること」と「登りに強くなったこと」につながったんちゃうかな、と思ってる。

※ここに書いたのは、今回の私の体験。足のつくりや走り方で、人によって全然ちゃうと思うのでご参考程度に。

ワラーチ100kmのまとめ

  • 今回よかったこと:マメや皮むけがなく、爪もきれいなまま。軽い足元で後半も進み続けられた。
  • 今回つらかったこと:得意な下りでいつものスピードが出ず、走ったあとはふくらはぎと足の甲に強い痛みが出た。
  • 次に選ぶなら:次の100kmは、シューズで出るつもり。

「ワラーチが絶対いいよ!」とは言わない。
でもシューズでも、フルを超えたら足は痛くなるもんね。
「大会では無理」と思ってる人は、実はそうでもないかも? くらいで読んでね😊

まわりの声かけが、走り続ける力になった

「ありがとう」を言えた

2年前の参加時も、エイドの方々や、コース上で自宅前に出て声をかけてくれる方々に感動した。
今回は、それよりもさらにたくさんの方々が、口々に

「来てくれてありがとうね」

って言ってくれた。

今回は、コース上の地元のみなさんに「ありがとう!!」と声をかけながら走ろうと決めてた。
(2年前は会釈か手を挙げるだけで精一杯やった😅)
今回は、ちゃんと「ありがとう」を言えた。

歩きペースになっても淡々と行けたのは、ペース表の目安もあったけど、この声をかけながら進んでたのがとてつもなく大きいと思ってる。

愛南マラニックでは、ワラーチだとたくさん声をかけてもらえた。味をしめて、今回もワラーチで参加。


今回はさらに編笠で、なおインパクト強め😂 みんな驚いて、さらに声をかけてくれる。
それに笑って応えてたから、走力は落ちてもメンタルが落ちなかったんやと思う。

人との出会い

2年前のゴールを一緒にした方と再会

2年前の初100kmの記事はこちら → 初100km、ギリギリ完走までの記録

ここで書いた通り、ゴールまで並走していただいた方のおかげで完走できた。
YouTubeで発信されてる方📺https://www.youtube.com/watch?v=MpCpxODVbhM

前半の峠のなか、追い抜いて少し行って、ふと思った。

「2年前もメディカルランナーされてました?」

当時はもう暗くなっていたし、お顔もまともに見れなかったけど、体格とメディカルの赤いゼッケンと赤いウェアの印象が残ってて。
戻ってお聞きしたら、

「あー覚えてますよ!!」
「しんどい辛い時に話しかけまくってごめんなさいね」

って、逆に謝られてしまった😂

初100kmチャレンジでゴールできたのは、一緒に走ってくれたから。
やっとお礼を伝えられた。

その後に参加した沖縄100では、ギリギリ最終通過やったけど、ひとりぼっちで完全に走るメンタルがなくなってしまって制限オーバー。
メンタルって自分だけのものじゃなくて、人との繋がりのおかげなんやなって思う。

「2年前、覚えてるよ!」

他にも、2年前のことを覚えてくれてる人が何人もいて。
2年前も編笠で参加してたから、印象に残ってもらえてるんやろうけど。
そこで話したことを思い出してもらえるって、嬉しいよね。

「Cブロックスタートで、しかもワラーチ??」
「どんだけ強なってるん??😂」

1時間遅れでスタートして追いつくから、驚きとともに言ってくれる。
逆にわたしも、ぱっと記憶が蘇るのが嬉しい☺️

大会は終わっても、出会った人とのつながりは続くんやなぁって思った。

100km、走ってみたい人へ

  • フルを完走できるのは、100kmに挑戦するひとつの目安。でも、100kmは別の準備が必要やと思う
  • 計画は必須(ペース表、エイドの使い方、関門の確認、補給食)
  • 体調や脚の状態は人それぞれ。ペース表より、自分の身体を優先してね
  • 氣合いより、準備!

「いつか走ってみたいな」と思ってるなら、まずはペース表を作ってみるところから始めてみるのがおすすめ✨

そんな良い大会なのに、なんで「最後」なん?

ランナーさんから人氣がある大会でも、存続するのは厳しい理由

2025年8月29日の実行委員会で、「第16回で終了」が決まりました。理由として報じられているのは、主にこの4つ。

  • ボランティアの登録者が、2018年の約3,700人から2024年には約2,700人に減った(人口減少と高齢化)
  • 地元の区の負担感が年々強まり、必要な人数を確保できない区も出てきた
  • 参加者が減った(2024年は1,982人で、定員の約7割)
  • 物価高などで、事業費が毎回増えている(2024年は約6,000万円の見込み)

大会後、実行委員会は公式サイトで「本大会の歴史に幕を下ろす」とお知らせしている。

出典

私が現地で感じたこと

ここからは、現地で見聞きして感じたこと。

2年に一度の開催をしてきて、今回で16回目。
30年続けられた歴史のある大会。

しかもランナーさんからの評価もとても高くて、人氣のウルトラ大会。
それなのに続けられない理由。

それは、地元の方々の負担が大きいから。

数千人単位の地元のボランティアさんで成り立っている。
当日だけではなく事前準備から始まって、当日は早朝(というか深夜?)から夜遅くまで活動。
ボランティアしていただいている方々の高齢化も大きいと聞いた(※現地で聞いた話)。

続けて欲しいと、一参加者としては思う。
でも、簡単に「頑張って続けて!!」とは言えない。

運営さんも、人氣が高くて参加者が集まる大会だと重々わかった上での決断だと思うから。
それほど、地元の方々への負担が大きかったんやろうなと思う。

おわりに

くびき野100kmは、今回で最後。
でも、ここで出会った人や、教えてもらったことは、これからも続いていくよね。

最後の大会を支えてくれた地元のみなさん、一緒に走ってくれたランナーのみなさん、ほんまにありがとう!

あなたの「いつか走ってみたい」は、なんですか?🌸
「いつか」なくってしまうかもしれないから、とりあえず申し込んで考えよう!!

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